マリヤンナ(読み)まりやんな

世界大百科事典(旧版)内のマリヤンナの言及

【ミタンニ王国】より

…移動してきたインド・アーリヤ系の部族は少数であったが,おそらく軍事力の優位から圧倒的多数のフルリ人を従属させたものと思われる。支配者階級のインド・アーリヤ系の部族は,マリヤンナmariyannaと呼ばれていた。彼らの言語については不明な点が多いものの,トゥシュラッタ,アルタタマ,ビリダシュワといった人名,ミトラ,インドラ,バルナなどの神名,さらにボアズキョイ出土の〈キックリ文書〉に見られる数詞などから,サンスクリットとの関係が指摘されている。…

※「マリヤンナ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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