世界大百科事典(旧版)内のマルコーニ無線電信会社の言及
【電波】より
…マルコーニは20歳のとき,ヘルツの実験を知り,コイルやコヒーラー(鉱石検波管の一種)を用いて実験を行い,95年には,10m離れたところから,電波でベルを鳴らすような装置を作ることに成功したという。その後,彼は96年に母の祖国のイギリスに特許を申請し,97年にはマルコーニ無線電信会社をイギリスで設立し,1901年には早くも大西洋横断の無線電信を行っている。また15年にはアメリカとフランスの間で無線電話の実験が行われている。…
※「マルコーニ無線電信会社」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」