マルチェフスキ,J.(読み)まるちぇふすき

世界大百科事典(旧版)内のマルチェフスキ,J.の言及

【ポーランド美術】より

…フランスのロマン主義,ことにJ.L.T.ジェリコーに連なる画家ミハウォフスキPiotr Michałowski(1800‐55)は農夫の表情や馬を勢いある新鮮な筆致で描いた。その後,ワルシャワではフランスのバルビゾン派を学んだ風景画家を生みだし,一方クラクフではA.グロットガーJ.マテイコらにウィーンやミュンヘンの歴史画家の系譜がみられ,その延長線上に,19世紀末,表現力のある線描を特徴とするパステル画を残したビスピャンスキや幻と現実の交錯を描く象徴派のマルチェフスキJacek Malczewski(1854‐1929)らの〈若きポーランド〉と呼ばれる運動が起こった。この運動には,日本美術の蒐集家ヤシェンスキFeliks Jasienski(1861‐1929)の果たした役割も大きい。…

※「マルチェフスキ,J.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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