世界大百科事典(旧版)内のマルチスペクトルカメラの言及
【リモートセンシング】より
…これによって地表面の凹凸,標高は能率よく測量できる。さらに可視ならびに近赤外の帯域をそれぞれ異なった色のフィルターを通して複数レンズのカメラ,すなわちマルチスペクトルカメラで分光撮影すれば,後にこれらを組み合わせて対象物を光学的にあるいは電子光学的に処理,強調することもできる。1969年にはNASA(ナサ)(アメリカ航空宇宙局)がアポロ9号を用いてマルチバンドカメラによる地球の写真を撮っている。…
※「マルチスペクトルカメラ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」