世界大百科事典(旧版)内のマルティン計測法の言及
【生体計測】より
…今日最も広く用いられているのは,R.マルティンの《人類学教科書Lehrbuch der Anthropologie》(1914)に記載されている計測法である。これには生体計測にあたって最も重要とされる全身の計測の基準点(計測点),計測項目のほか,計測器具,計測方法などが詳細に述べられており,多くの研究者はこの方法(マルティン計測法)に準拠して計測を行っている。生体計測はもともと人種特徴の比較研究の一つの方法として始まったが,今日では身体の形と大きさ,体部比例などを基礎資料とする生理学,体力医学,体育学,被服学,人間工学などの諸分野でも用いられている。…
※「マルティン計測法」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」