《マルテラーの壁掛け》(読み)まるてらーのかべかけ

世界大百科事典(旧版)内の《マルテラーの壁掛け》の言及

【刺繡】より

…1200年ころには糸抜き細工のドロン・ワークが起こり,1300年ころには白糸刺繡なども加わった。当時のドイツには,《サムソンとデリラ》の物語をリネン地に毛糸で刺繡した《マルテラーの壁掛け》がある。1400年ころオランダで作られた聖マリアのマントは教会のミサ用式服で,オールヌエ(総繡(そうぬい))の手法が使われ,1460年,スペインのカタルニャで作られた祭壇おおいは絹糸でオールヌエにした刺繡画で,精巧な技術と表現力が非常に優れたものである。…

※「《マルテラーの壁掛け》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

《料理されるためにまないたにのせられた魚の意から》相手のなすに任せるより方法のない運命のたとえ。まないたの鯉こい。[類語]俎板まないたの鯉こい・薬缶やかんで茹ゆでた蛸たこのよう・手も足も出ない...

俎上の魚の用語解説を読む