マルボー,F.(読み)まるぼー

世界大百科事典(旧版)内のマルボー,F.の言及

【保育所】より

…このような施設の起源は必ずしも明らかではないが,ふつう,1779年フランスのアルザス・ロレーヌでプロテスタント牧師オベルランJean Fréderic Oberlin(1740‐1826)が貧困家庭の子の昼間保育を始めたのが最初とされる。1837年フレーベルが幼稚園に保育施設を付設し,44年にはパリでマルボーFirmin Marbeauが女工の子どもの保育施設をつくり,イギリスではR.オーエンがニューラナークに幼児学校(インファント・スクール)を設立して以降,各地に設けられるようになった。日本の場合,江戸後期に佐藤信淵が高2万石に6ヵ所の慈育館を設けるとの構想をたてた(《垂統秘録》)が,実現にはいたらなかった。…

※「マルボー,F.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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