世界大百科事典(旧版)内のマロチレートの言及
【肝臓薬】より
…このほか,ステロイドホルモン,インターフェロンや免疫抑制剤はウイルス性肝炎に用いられ,さらに肝臓障害に付随する黄疸には利胆薬を用いる。また,日本で開発されたマロチレートは,RNA合成を介してタンパク質の合成を促進し,肝臓におけるコレステロール合成および脂肪酸酸化能の促進によって,強い肝臓障害抑制と脂肪肝改善効果を示す新しいタイプの薬である。安全性が高く,かつ肝臓障害治療に高い効果をもつので,国際的にも注目されている。…
※「マロチレート」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」