マーシュテスト(読み)まーしゅてすと

世界大百科事典(旧版)内のマーシュテストの言及

【ヒ素(砒素)】より

…ヒ素蒸気を300℃以下で蒸着するとガラス質の黒色ヒ素(β‐ヒ素)を生ずるという。これは少量のヒ素を検出するためのマーシュテストと呼ばれる水素化ヒ素AsH3(アルシン)の熱分解によりガラス管内面に生ずるヒ素鏡と同じもので,その詳細についてはまだよくわかっていない。ガス状態では四面体の4頂点をヒ素原子が占めるAs4分子であり(原子間距離2.44Å),800℃以上ではAs2に解離する。…

※「マーシュテスト」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む