《マータンガリーラー》(読み)まーたんがりーらー

世界大百科事典(旧版)内の《マータンガリーラー》の言及

【ゾウ(象)】より

…【亀井 節夫】
【神話・伝説】

[インド]
 少なくとも仏陀の時代(前6~5世紀)には象を飼いならし戦闘に用いていたインドでは,多くの象にまつわる神話が流布していた。中世にはそうした神話から実用的な飼育法までを記した《マータンガリーラー》《ハスティアーユルベーダ》といった〈象百科〉まであらわされた。象は,梵天の世界創造のとき,ガルダが生まれた後の卵の殻に,梵天がサーマン(呪文)をとなえることによって,その殻から生まれたといわれる。…

※「《マータンガリーラー》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

デジタル貿易

国境を越えて、データや情報の移転を伴う商取引の総称。ECサイトやコンテンツ配信サービスの利用、国外にある宿泊施設の予約など、インターネットを基盤とし、電子的または物理的に提供される製品・サービス全般を...

デジタル貿易の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android