マーリー,B.(読み)まーりー

世界大百科事典(旧版)内のマーリー,B.の言及

【レゲエ】より

…伝統的な黒人のダンス音楽に,アメリカのソウル・ミュージックなどの影響が加わって,1960年代後半に形成された。ボブ・マーリーBob Marley(1945‐81)を中心としたザ・ウェーラーズThe Wailers(のちにボブ・マーリー・アンド・ザ・ウェーラーズ)のアルバム《キャッチ・ア・ファイアCatch A Fire》が作られた72年をもって,レゲエが一定の音楽的成熟に達した年とみてよいだろう。そのころにはアメリカのポピュラー音楽にもレゲエの影響を取り入れたものが現れ始め,イギリスのロック・ギター奏者エリック・クラプトンEric Clapton(1945‐ )がマーリーの作品《アイ・ショット・ザ・シェリフI Shot The Sheriff》を取り上げたのがきっかけとなって,アメリカとヨーロッパでのマーリーの人気が急上昇し,レゲエは国際的に注目されるようになった。…

※「マーリー,B.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android