世界大百科事典(旧版)内のミスター・ニェットの言及
【グロムイコ】より
…現在の白ロシア共和国ゴメリ州の農家に生まれ,1932年,経済大学を卒業後,研究機関に勤務していたが,39年から外交畑に転じ,まず外務人民委員部米州諸国課長,ついで駐米大使に任命され,第2次世界大戦中の重要な国際会議にも参加した。46‐49年,国連安全保障理事会ソ連代表として活躍し,しばしば拒否権を行使したところから,〈ミスター・ニェット〉の異名を与えられた。その後外務次官,駐英大使を歴任し,53年には再び外務次官に戻り,57年2月には外務大臣に就任し,85年7月まで務めた。…
※「ミスター・ニェット」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」