世界大百科事典(旧版)内のみそあんの言及
【みそ(味噌)】より
…飛驒名物の朴葉(ほおば)みそもその一種で,鶏肉,たけのこ,シイタケなどを刻んでみそにまぜ,ホオノキの葉にのせて炭火で焼く。和菓子には白みそを使ったみそあんが,正月の花びら餅や5月の柏餅に使われている。【鈴木 晋一】
[民俗]
だれでもが自慢したがることを,特定の一人だけが誇ることを手前みそというのは,かつてみそは家単位に作っていたので,それぞれ味が違っており,自分の家のみそがいちばんうまいと考えやすかったためである。…
※「みそあん」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」