世界大百科事典(旧版)内のミゾイチゴツナギの言及
【スズメノカタビラ】より
…小穂の小花の背に白くちぢれた綴毛が生えているのが属の特徴であるが,スズメノカタビラでは綴毛は発達していない。日本産の24種のうち,河原等に生えるイチゴツナギP.sphondylodes Trin.はやや硬く直立した茎のある全体灰緑色を帯びた種で,ミゾイチゴツナギP.acroleuca Steud.は湿った樹陰等に生えるが全体軟らかく,花序は垂れる。ヨーロッパから移入されたナガハグサ(ケンタッキーブルーグラス)は牧草または北方で芝草として利用される多年草であるが,路傍の雑草にもなっている。…
※「ミゾイチゴツナギ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」