世界大百科事典(旧版)内のミゾカクシ属の言及
【サワギキョウ(沢桔梗)】より
…中医方では他の生薬と配合して喉頭癌の治療および予防に,また単独で用いて慢性腎炎,肝炎などの利尿薬として効果がある。 ミゾカクシ属Lobeliaは全世界に350種以上もある草本性の属だが,ジャイアントロベリアのように茎が太く木化するものや,花のきれいな種が多く,園芸植物として栽培もされる。【清水 建美】【新田 あや】。…
【ロベリア】より
…日当りのよい湿気の多い場所でよく育ち,夏涼しく冬暖かい所では枯れずに宿根する。 ミゾカクシ属Loberiaの植物は世界に350種が分布し,カナダ,北アメリカの湿地にはベニバナサワギキョウL.cardinalisL.(英名cardinal flower,scarlet loberia)があり,高さ1mの茎に緋紅色の花をつける。日本の山地の湿地にはサワギキョウが分布し,高さ1mほどになる直立した茎に,総状に青紫色の花をつける。…
※「ミゾカクシ属」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」