ミタケスゲ(読み)みたけすげ

世界大百科事典(旧版)内のミタケスゲの言及

【スゲ(菅)】より

… 高山にもスゲは多い。高層湿原に生えるスゲには美しいヤチスゲC.limosa L.や細くとがった果胞が放射状に並んだミタケスゲC.michauxiana Böcklr.ssp.asiatica T.Koyamaがあり,岩場には小穂の色や形の美しいスゲも多い。たとえば濃褐色でふさふさした楕円形のタヌキの尾の感じの小穂をつけるタヌキランC.podogyna Fr.et Sav.と,それを小型にしたコタヌキランC.doenitzii Böcklr.やミヤマアシボソスゲC.scita Maxim.,褐色で細い小穂のイワスゲC.stenantha Fr.et Sav.等がある。…

※「ミタケスゲ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android