世界大百科事典(旧版)内のミナミイボイモリの言及
【イボイモリ】より
…奄美大島,徳之島,沖縄本島,渡嘉敷島に分布する南西諸島中央部の固有種。同属には全長20cmのミナミイボイモリT.verrucocusなど5種が,中国南部,海南島からタイ北部,ヒマラヤ東部に分布するが,化石種はヨーロッパの第三紀に見つかっており,現在の不規則な分布は繁栄時代の遺存種と考えられている。イボイモリは全長16cm前後,頭部は扁平で幅広く,胴の背中線が隆起して尾の背稜に続いている。…
※「ミナミイボイモリ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」