世界大百科事典(旧版)内のミナミシャコの言及
【シャコ(蝦蛄)】より
…シャコ類の幼生は昼間の中層や夜間の表層より集めたプランクトン中によく見られるが,カタクチイワシの稚魚を煮干しにした白子干し(しらすぼし)にも,ゾエアやメガロパといった他の甲殻類の幼生や稚魚などとともによく混じっているのが見られる。 ミナミシャコO.kempeiは一時シャコの南方型と考えられていたが,第7胸節側縁の前棘(ぜんきよく)がないか,または不明りょうであること,および第2腹節背面に大きな黒斑を有するなどでシャコと相違している。瀬戸内海以南より華南沿岸に分布している。…
※「ミナミシャコ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」