世界大百科事典(旧版)内のミニ・アフリカの言及
【カメルーン】より
…15世紀にヨーロッパ人として最初に渡来したポルトガル人が,近海でとれるエビ(ポルトガル語でカマロンイシュ)にちなんで,この地方を呼びならわしたのが国名の由来といわれている。【小田 英郎】
[自然]
アフリカ大陸のさまざまな特質を一つの国の中にもつので,〈ミニ・アフリカ〉と呼ばれる。すなわちアフリカ大陸を構成する基盤岩類,湿潤熱帯下の円頂丘群,サバンナの島状丘とペディメント斜面といった地形のみならず,南の熱帯雨林からサバンナ,チャド湖へ至るステップのサヘル帯まで,乾湿による植生や気候の帯状分布が顕著な自然景観が展開する。…
※「ミニ・アフリカ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」