ミニクラッド(読み)みにくらっど

世界大百科事典(旧版)内のミニクラッドの言及

【変電所】より

…従来送電用変電所はおもに屋外式で,いったん電気を集める母線や開閉装置類は空気絶縁に頼っていたので,広い絶縁空間を必要とした。近年遮断器断路器,母線などの各種機器を六フッ化イオウSF6ガスなどの絶縁性能のとくに優れた絶縁媒体を封入した容器内にコンパクトにおさめた縮小形開閉装置(ミニクラッド)が開発され,これを導入することにより,所要スペースの大幅な節約が可能となり,安全性の向上,保守の省力化にも効果をあげている。また大都市部の電力需要密度の飛躍的増大に対処するため,前述のSF6ガス絶縁による縮小化を全面的に採用した超高圧地下変電所の建設により,用地確保と環境問題の解決が図られている。…

※「ミニクラッド」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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