世界大百科事典(旧版)内のミニブラックホールの言及
【ブラックホール】より
…原理的には,ブラックホールの質量はプランク質量(10万分の1g)以上であれば,いくらでもかまわない(これ以下では重力の量子論が必要となる)。しかし,現実的には,(1)太陽質量(2×1033g)の10倍程度,(2)太陽質量の100万倍から1億倍くらいの超大質量ブラックホール,(3)10億tくらいのミニブラックホールの3種類くらいが考えられる。ブラックホールの質量に応じて,ブラックホールの大きさ,すなわち事象の地平面の面積が決まる。…
※「ミニブラックホール」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」