ミュステリウム(読み)みゅすてりうむ

世界大百科事典(旧版)内のミュステリウムの言及

【キリスト教音楽】より

…ゴシック時代はまた,宗教音楽の内部に演劇的な精神が浸透した時代でもあった。受難や復活に関する聖書のくだりを,福音史家(中声),キリスト(低音),その他の人物(高声)に分けて朗唱する典礼劇や,旧約聖書の題材,諸聖人の物語を劇化してページェントの形で歌い演じる神秘劇(ミュステリウム)もこの時代に起こった。 つづく14世紀は,教皇権の落と初期ルネサンスの思潮をうけた世俗音楽の興隆を背景として,宗教音楽は全般的に振るわなかった。…

※「ミュステリウム」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む