世界大百科事典(旧版)内のミラー磁界の言及
【核融合】より
…この場合に用いられる磁界の分布(磁界配位)は,大別すると開放端型(オープン系)とトーラス型(ドーナツ状)に分類される。前者の代表はミラー磁界であり(図2),これは互いに対向して設置された二つの円形コイルに同方向の電流を流すことによって発生され,プラズマはその中央部にトラップされる。一方,トーラス型の磁界は,ドーナツ状に配置したコイル群によって作られ,磁力線は閉じた形になる。…
※「ミラー磁界」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」