世界大百科事典(旧版)内のミリシトリンの言及
【ヤマモモ】より
…【岡本 素治】
[薬用]
日本で開発された生薬で,樹皮を楊梅皮(ようばいひ)という。タンニン,フラボノイドのミリセチンmyricetinやミリシトリンmyricitrinを含む。収斂(しゆうれん)および利尿作用があり,下痢,打撲症に内用,また単独で用いた煎湯はヒ素の中毒を中和し,火傷,疥癬(かいせん)などの皮膚病に外用して効果がある。…
※「ミリシトリン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」