世界大百科事典(旧版)内のミルクの木の言及
【象徴】より
…成年式,即位式,新年の儀礼,豊穣儀礼,治療儀礼など,諸儀礼は基本的には象徴の操作という形をとる。 中央アフリカに住むヌデンブ族の母系社会においては,乳のような白い樹液を出す〈ミルクの木〉はもっとも中心的なシンボルの一つである。ミルクの木は,授乳に代表される生理的なものに根ざす母と娘の情緒的なつながりを象徴する。…
※「ミルクの木」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」