世界大百科事典(旧版)内のミーナーイーの言及
【イスラム美術】より
…アナトリアのルーム・セルジューク朝(1077‐1308)の陶芸は調査不十分のため全貌は明らかでないが,現在まで知られている遺物の多くは,無釉陶器で,施釉陶器は少ない。しかし,容器類ではないが,同時代のペルシア陶器の技法と共通する青釉黒彩文,ラスター彩,ミーナーイー手(色絵)タイルが作られていた。出土地としては,コニヤのアラー・アッディーン宮殿址などが知られている。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」