ムカーター(読み)むかーたー

世界大百科事典(旧版)内のムカーターの言及

【エジプト】より

…征服後,マムルーク朝時代のイクターは一度国家に没収され,検地の後,改めてオスマン朝の財務官であるエミーンemīnに分与された。この土地をムカーターmuqāṭa‘といい,ムカーター内の土地で徴税の実務を担当したのは旧来通りのマムルークたちであった。これらのマムルークは,17世紀以降,オスマン帝国の支配がゆるむにつれて勢力を伸長し,やがて徴税請負人(ムルタジム)として独立の権限を振るうようになってゆく。…

※「ムカーター」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む