世界大百科事典(旧版)内のムツバアカネの言及
【アカネ(茜)】より
…変異に富む種で,日本から東南アジア,ヒマラヤにかけて広く分布する。ヨーロッパ産のセイヨウアカネ(ムツバアカネ)R.tinctorum L.(英名common madder)は葉が6枚輪生し,根はアリザリンalizarinを含み,アカネと同じように,染色に用いられた。【福岡 誠行】
[染色]
アカネの根に含まれる赤色色素を熱水で抽出して得る染色(そめいろ)を茜という。…
※「ムツバアカネ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」