世界大百科事典(旧版)内のムラッカアートの言及
【イスラム美術】より
…主題は,狩猟図,饗宴図など帝王主題にかかわるものが多い。〈ムラッカアート〉と呼ばれる画冊は,近世になって初めて発達する。サファビー朝のシャー・タハマースプやバフラーム・ミールザーの画冊やイスタンブールのトプカプ宮殿博物館所蔵の《勝利者王の画冊(ファーティヒ・アルバム)》をはじめとする多数の画冊が著名である。…
※「ムラッカアート」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」