世界大百科事典(旧版)内のムラード朝の言及
【マグリブ】より
…16世紀にはアルジェリア,チュニジア,リビアがオスマン帝国に征服されたが,17世紀には土着化したトルコ系軍人のもとにオスマン帝国から自立し始めた。すなわち,アルジェリアは1671年からデイと呼ばれる軍人の太守が統治,チュニジアは,ムラード朝(1613‐1705)とフサイン朝(1705‐1958)の成立,リビアは,トルコ系軍人と現地人との間の子を意味するクルグリKulghli人によるカラマンリーQaramanlī朝(1711‐1835)の成立を見た。一方,モロッコはシャリーフによるサードSa‘d朝(1549‐1659),アラウィー朝(フィラール朝。…
※「ムラード朝」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」