世界大百科事典(旧版)内のムルジェ台地の言及
【プーリア[州]】より
…昔は放牧が営まれていたこの平野は,今日は灌漑が行き届き,穀物,ブドウなどの集約的耕作が行われている。その南東部,長さ150km,幅50kmにわたり,州の中核をなしているムルジェ台地(標高400~650m)からさらにその南東部のサレント半島までの全域は石灰岩質で,カルスト地形がみられ,乾燥した気候も手伝って,水不足が問題となってきた。とりわけムルジェ台地の内陸部では,植生の乏しい不毛な風景もみられる。…
※「ムルジェ台地」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」