世界大百科事典(旧版)内のムンク,W.の言及
【海洋大循環】より
…その結果西側での圧力傾度がより大きくなり,強い流れが生じる。その後50年にムンクW.Munkがストンメルの理論を精密化し,より現実に近い結果を示すに及んで,大循環の成因は風が原因であると信じられるにいたった。すなわち海上の風が海面を引きずることによって,循環運動を維持するエネルギーを供給しているという考えが大勢を占めたのである。…
※「ムンク,W.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」