メタミクト化作用(読み)めたみくとかさよう

世界大百科事典(旧版)内のメタミクト化作用の言及

【鉱物】より

…またこのようなウラン,トリウムを含有する鉱物では,放射線のためそのもっている結晶構造を破壊され(放射線損傷),可視光線およびX線に対し非晶質化した現象を示すことがある。このような変化をメタミクト化作用といい,その状態となった鉱物をメタミクト鉱物と呼ぶ。多くは結晶構造に複雑な結合をもつ鉱物にみられるものであって,代表的な鉱物としてはサマルスキー石があげられる。…

※「メタミクト化作用」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android