メタリン酸石灰(読み)めたりんさんせっかい

世界大百科事典(旧版)内のメタリン酸石灰の言及

【リン酸肥料(燐酸肥料)】より

…全リン酸含量が20%ほどでその85%がく溶性リン酸(17%)であり,肥効は遅効的なので寒冷地や冬作の場合は,水溶性リン酸の多い肥料との併用が望まれる。 最近はピロリン酸,トリポリリン酸,メタリン酸のカリウム,アンモニウム,カルシウム塩を成分とする縮合リン酸肥料(ポリリン安,スーパーリン酸,メタリン酸石灰など)が製造されている。これらのリン酸成分は溶解性だが,そのまま植物に吸収されるより,土壌中で一度加水分解されオルトリン酸になって吸収されると推定され,比較的遅効性である。…

※「メタリン酸石灰」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む