世界大百科事典(旧版)内のメチルパラチオンの言及
【パラチオン】より
…パラチオンによる殺虫作用は,神経の刺激伝達に関与するアセチルコリンエステラーゼという酵素の活性を阻害し,それによって神経系における正常な刺激伝達を攪乱することによって引き起こされることが証明されている。 パラチオンにおけるエチルエステル基を,メチルエステルに変化させたメチルパラチオンもシュラーダーによって開発された。その殺虫力はパラチオンとほぼ同様であるが,急性毒性はパラチオンより弱い。…
※「メチルパラチオン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」