世界大百科事典(旧版)内のメリクロン法の言及
【園芸】より
…薬剤では生長促進のジベレリンの利用,矮化剤Bナインの使用による鉢草花の生産が多くなった。繁殖技術としては一定間隔で霧を散布するミスト法による増殖が効果を挙げ,ロードデンドロンをはじめ発根の困難な種類に応用され,とくに生長点培養(メリクロン法)による洋ラン,カーネーション,キク,ユリなどの増殖に加えてウイルス病におかされていない苗を育成する技術も成績をあげている。採種方法としてはF1(雑種第1代)の利用が効果をあげ,キンギョソウ,四季咲きベゴニア,ペチュニア,マリーゴールドなど多種類の草花の品質が向上している。…
※「メリクロン法」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」