世界大百科事典(旧版)内のメリケンガヤツリの言及
【パピルス】より
… パピルスは美しい姿をしているため,それに類似した形のシュロガヤツリC.alternifolius L.(カラカサガヤツリ),C.diffusus Vahlや,より小型のカヤツリグサ類のオオミズハナビC.pulcher Poir.,ヒメカミガヤツリC.prolifer Lam.などは,園芸家のいわゆるシペラス類として,温室内の観賞植物になっている。第2次大戦後,沖縄に帰化したメリケンガヤツリC.evagrostis Vahlは熱帯アメリカ産のパピルスに似た大型カヤツリグサである。【小山 鉄夫】
[象徴,伝承]
紙の原料であるパピルスは英知の象徴であり,古代エジプトでは大気の神アメンの標章であった。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」