世界大百科事典(旧版)内のメルエンプタハの言及
【エジプト】より
…条約締結により対外情勢は一時的に安定,王の精力は国内での大建築活動に向けられた(カルナック神殿大列柱室,アブ・シンベル神殿など)。メルエンプタハMerenptah王はリビア人と連合して,西デルタに侵入してきた〈海の民〉(シチリア人,サルディニア人,アカイア人,リュキア人,テュルセニア人)を撃退,捕虜を傭兵としてエジプトに定住させた。ヘブライ人の〈出エジプト〉は王の晩年の事件かもしれない。…
※「メルエンプタハ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」