世界大百科事典(旧版)内のメルカトル世界図の言及
【地図】より
…投影法にしてもプトレマイオス使用のものから容易に脱却できず,大航海で知られるようになった地球の裏側をも同時に描示する適当な投影法が出現するのは16世紀後半のことである。すなわち1569年刊のメルカトル世界図は,世界の各部分を見やすい形で示す正角円筒図法(メルカトル図法)によって描かれ,また等角航路が直線で表れるという画期的なものであった。ここにおいて陸図としてのプトレマイオス図と海図としてのポルトラノが融合を見たのである。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」