世界大百科事典(旧版)内のメードン・カスルの言及
【ドーチェスター】より
…フルーム川右岸に位置する,羊の取引を中心とした市場町で,また17世紀からのビール,サージや皮革,農業機械,印刷などの地場産業が発達する。郊外のメードン・カスルは鉄器時代の巨大な要塞集落として有名で,この町はケルト部族の中心であったが,ローマ時代に直交街路型のローマン・タウンが建設された。1086年の《ドゥームズデー・ブック》によれば王立都市とされるものの,中世以降は農村中心の地位にとどまった。…
※「メードン・カスル」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」