モノマー酵素(読み)ものまーこうそ

世界大百科事典(旧版)内のモノマー酵素の言及

【酵素】より


[酵素の存在様式]
 すべての酵素がタンパク質を主成分とする点では変わりないが,生体内における存在状態や機能発現の条件は決して単純ではない。まず組成のうえからいえば,1本のポリペプチド鎖のみから成るモノマー酵素(単量体酵素)と,複数の同種あるいは異種サブユニットの会合体として存在するオリゴマー酵素に分けられる。一方ではタンパク質のみから成る酵素に対して,糖,脂質,その他の非タンパク質性分子が共有結合している複合タンパク質性のものもある。…

※「モノマー酵素」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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