モミ属(読み)もみぞく

世界大百科事典(旧版)内のモミ属の言及

【マツ(松)】より

…種子は食用となる。
[マツの名のつく植物]
 和名の語尾にマツのつく日本産の樹木はマツ属以外にも若干みられるが,トドマツ(モミ属),カラマツ(カラマツ属)などいずれもマツ科所属であり,他科のものは少ない。中国語の影響の強い日本では,針葉の形状によってマツはスギやカシワからはっきり区別されているからであろう。…

【モミ(樅)】より

…また庭園樹としても植えられるが,大気汚染に弱い。福島・栃木県境以南の本州中部,紀伊半島中部,四国脊梁山脈にはウラジロモミA.homolepis Sieb.et Zucc.(イラスト)が分布し,高度的には下のモミ,上のシラベ,オオシラビソの間の山地帯を占めるモミ属樹種となっている。1年生枝は無毛で,針葉基部が沿下し浅い縦溝ができる。…

※「モミ属」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android