モレキュラーシーブ作用(読み)もれきゅらーしーぶさよう

世界大百科事典(旧版)内のモレキュラーシーブ作用の言及

【沸石】より

…低温加熱によって相当量の水分を放出するアルミノケイ酸塩鉱物の一群。ゼオライトともいう。化学成分はSiO2,Al2O3,アルカリ金属,アルカリ土類金属,さらにH2Oを含有し,立体網目状構造をもつ(テクトケイ酸塩に属する)。沸石はギリシア語のzein(沸騰)とlithos(石)から名づけられたもので,〈沸騰する鉱物〉という意味である。沸石を熱すると含有する水分を放出して低融点を示し,その化学成分によって発泡膨張することや,吹管分析法のホウ砂球反応を行った場合にガラス球内に発泡現象が認められることなどが名の由来である。…

※「モレキュラーシーブ作用」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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