モンテス・ピエタティス(読み)もんてすぴえたてぃす

世界大百科事典(旧版)内のモンテス・ピエタティスの言及

【質屋】より

…しかし,この種の庶民金融は一般に短命で,いずれもたちまち破産した。これよりは,イタリアでフランシスコ会系の修道院が始めたモンテス・ピエタティスmontes(mons) pietatis(〈聖なる資金〉の意)のほうが,後世への影響が大きかった。喜捨や遺贈による資金をもとに無利子で,担保を取って少額の融資を行ったもので,15世紀後半から16世紀にかけて,イタリアや南ヨーロッパ一帯にひろく広がった。…

※「モンテス・ピエタティス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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