モーガン,C.L.(読み)もーがん

世界大百科事典(旧版)内のモーガン,C.L.の言及

【本能】より

…例えば近代生物学の祖C.ダーウィンは,《種の起原》第8章〈本能〉において〈経験なしに,その目的を意識せずに,同一種の多くの個体によってなされる行動〉を本能行動と定義し,他の身体的特徴と同様に遺伝し,自然淘汰の対象となるものとみなした。これに対してW.ジェームズやモーガンCowny Lloyd Morgan(1852‐1936)などの心理学者は本能を生得性と自発性によって特徴づけながらも,その可変性を強調し,基本的に本能を知的行動の前駆形態とみなす立場をとった。またマクドゥーガルWilliam McDougal(1871‐1938)は機能的観点から13の上位本能に分類し,それを動物の心に生じる情緒的な興奮と関連づけた。…

※「モーガン,C.L.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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