ヤギチ,V.(読み)やぎち

世界大百科事典(旧版)内のヤギチ,V.の言及

【スラブ学】より

…1849年にウィーン大学にスラブ文献学の講座が設けられ,スロベニア人で《スラブ語比較文法》で知られるミクロシッチFranz Miklošič(1813‐91)がその講座を担当し,同じころ開設されたプラハのカレル大学の講座を担当したドイツ人でインド・ヨーロッパ語学者A.シュライヒャーとともに,多数のすぐれたスラブ学者を養成した。87年よりウィーン大学の講座を担当したクロアチア人のヤギチVatroslav Jagić(1838‐1923)は,ドイツやロシアでも教壇に立ち,各国の研究者の連係をはかった。ロシアでは言語学者ないし文献学者のブスラーエフFyodor Ivanovich Buslaev(1818‐97),ポテブニャAleksandr Afanas’evich Potebnya(1835‐91),年代記の研究で知られるシャフマトフAleksei Aleksandrovich Shakhmatov(1864‐1920),文学研究のベセロフスキーAleksandr Nikolaevich Veselovskii(1838‐1906),総合的な《スラブ文学史》のプイピンAleksandr Nikolaevich Pypin(1833‐1904)などが輩出し,またポーランド出身の言語学者ボードゥアン・ド・クルトネ,クルシェフスキMikołaj Kruszewski(1851‐87)もおもにロシアで活動した。…

※「ヤギチ,V.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む