ヤクパプ(読み)やくぱぷ

世界大百科事典(旧版)内のヤクパプの言及

【朝鮮料理】より


[主食]
 米飯が主食としてはもっとも中心であり,最高のものとされたが,麦,粟,豆類などの雑穀をまぜた混ぜ飯もよく食される。秋夕(中秋節)や正月などの名節,還暦祝などの祝事の席に用いられる薬飯(ヤクパプ)はもち米にナツメ,栗,松の実,クルミ,はちみつ,ゴマ油などを炊きこんだものである。粥(チュック)も,単なる病人食というのではなく,魚肉,野菜類などを加えるものが多い。…

※「ヤクパプ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む