世界大百科事典(旧版)内のヤヌス体の言及
【頭】より
…このような二重体は奇形として生まれることがあり,対称性二重体のうちとくに二対称性頭・胸結合体や前部二重体(側面二重体の一つ)が一つの身体に頭が二つあるような外観をとる。二対称性頭・胸結合体はヤヌス体ともいわれる。ローマの古神ヤヌスは門の守護神で,門はすべての物事の始まりであるとともに終りであることから,正反対の方向を向く二つの顔と頭があった。…
※「ヤヌス体」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」