ヤヌス体(読み)やぬすたい

世界大百科事典(旧版)内のヤヌス体の言及

【頭】より

…このような二重体は奇形として生まれることがあり,対称性二重体のうちとくに二対称性頭・胸結合体や前部二重体(側面二重体の一つ)が一つの身体に頭が二つあるような外観をとる。二対称性頭・胸結合体はヤヌス体ともいわれる。ローマの古神ヤヌスは門の守護神で,門はすべての物事の始まりであるとともに終りであることから,正反対の方向を向く二つの顔と頭があった。…

※「ヤヌス体」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android