世界大百科事典(旧版)内のヤマ神の言及
【アンコール・ワット】より
…南面の西側は,スールヤバルマン2世の功績をたたえる場面で,王の肖像と彼の軍隊の行進の姿で占められる。次に南面の東側はきわめて教訓的な場面で,ヤマ神(夜摩天)によって裁かれる人間の天国と地獄の世界がまざまざと表されている。壁面の上段には善行によって導かれる平和な人間世界が,またその下段には悪行によって地獄におち,裁きを受け,責苦にあう悲惨な人間たちの姿が見られる。…
※「ヤマ神」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」