世界大百科事典(旧版)内のユニットコンストラクションの言及
【自動車】より
…フレームにはX型やはしご型のものが多いが,フレームのみで剛性を確保しようとすると重量がかさむため,ボディと結合してはじめて所定の強度を得るという考え方で設計されることが多い。単体構造(ユニットコンストラクションともいう)は,ボディにフレームの機能をもたせた一体構造であって,フレームの代りに,主としてボディ床面,車室の側面を構成するサイドメンバー,カウルまわりで強度を受けもたせている。これには屋根やピラー,各構成部品を取り付ける取付点も一体に溶接される。…
※「ユニットコンストラクション」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」